SXE10アルテッツァ
リアブレーキパッド交換手順

必要工具
マイナスドライバー
ラジオペンチ
ウォーターポンププライヤー
ホイルナット用レンチ
ジャッキ
ウマ
ブレーキ関係の作業ミスは、自分の命のみならず他人の命をも危険にします。ミスのない様に気を付けてください。
前準備としてこのページを最後まで見て、全体の流れを確認して下さい。

ジャッキで車を持ち上げ、タイヤを外します。危険防止の為、ウマをかまして下さい。

後期型は少し違うようですが、作業内容の難しさは殆ど同じですので、参考にして下さい。
(後期型との違いの情報は「まろ」さんからいただきました。ありがとうございます。)
ボンネットを開け、運転席側奥にあるブレーキフルードのリザーブタンクを見てください。フルードが満タン入っていたらスポイト等で少し吸い取ってください。
これは、パッド交換時にピストンを押し戻す事が有り、もし満タン入っていると溢れます。こうなると塗装が剥がれたりしてヒドイめにあいます。
画像は運転席側です。
まず、キャリパーを横切っているピン(シャフト)の先端にある、抜け止めピン(ラジコンのボディーを留めるピンみたいな物、βピン)をラジオペンチで抜きます。硬い事もあるかもしれませんが、気にせず思いきって抜いてください。
鉄板の下にある部分(ドライバーで指している部分)をキャリパ−に押し込めます。
これが押し込んだ画像です。
ピン(シャフト)を抜きます。
上の手順通り、鉄板下部を押し込んでいると、簡単に抜けます。
鉄板を外します。
私の車には有りませんでしたが、、左の画像のように金属製のピンが追加されている車輌もあるようです。これも外して下さい。
(情報提供 まろさん)
ウォーターポンププライヤーで、キャリパーとブレーキパッドを挟み、ピストンを押し戻します。

ピストンを押し戻す時に、リザーブタンクからブレーキフルードが溢れ出さないか注意してください。
ブレーキパッドを真っ直ぐ引き抜きます。
外したパッドには2枚の鉄板が付いています。これは鳴き防止用で、黒いグリスは鳴き止めグリスです。
これらは鳴き防止には有効ですが、ブレーキのダイレクト感を求める方には必要の無い物です。
付けるか付けないかは各個人で決めてください。
交換するブレーキパッドを挿入します。
鉄板を仮置きし、ピン(シャフト)を挿入します。
鉄板下部をキャリパーから外に引っ張り出します。
画像では、ドライバーで鉄板下部を引っ張り出しているところです。
ここで、鉄板がしっかりハマッテいるか手で確認してください。殆どガタは無いハズです。
ピン(シャフト)先端に、抜け止めピンを挿してください。
タイヤを装着し、車を降ろしてください。
次にエンジンを掛けて、ブレーキペダルを数回踏んでください。始めはいつもよりペダルが奥に入るはずです。数回踏んでいるうちに、いつもの感じになります。
この作業は絶対に必要です。これをせずに走り始めると一発目のブレーキが全く効きません。

以上で終了です。

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